懐中時計 菩提樹荘の殺人 / 有栖川有栖

 「火村英生シリーズ」、第3回吉川英治文庫賞受賞おめでとうございます!

 火村シリーズの「若さ」がテーマの短編集4編。
「アポロンのナイフ」:少年犯罪に対する一般人が感じるモヤモヤ。加害者は「少年A」、死んだ被害者はプライバシーなし、憤りはわかる。
「雛人形を笑え」:お笑い芸人志望の若者間でのトラブル。作中の火村とアリスの会話がよっぽど漫才。
「探偵、青の時代」:大学生火村。not殺人ものの軽いパズル。学生火村は空気クラッシャーすぎる。
「菩提樹荘の殺人」:表題作。アンチエイジングのカリスマ殺人事件。「若さ」というには苦しい。そしてゲスい。

 なんかもう火村の過去告白の時が最終巻な気がしてきた。


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