懐中時計 現代能「陰陽師 安倍晴明」



 映画「陰陽師」が好きなので、野村萬斎さんの晴明が生で拝める機会が!となったら行くしかない。

 そもそも「能」に触れたことなどない自分は大丈夫だろうかと若干心配になりつつ観たけれど、ものすごいライト仕様にしてくれたお陰でめちゃめちゃ楽しめた。言葉は普通に聞き取れる、背景はプロジェクションマッピングで場面が分かりやすい、古典芸能を取り入れた現代劇という方が近いかな。

 とにかくいい声の方ばかりで心地よい。晴明+道満の呪は特にヤバい。思わず成仏する。元宝塚のゆうひさんの一人二役も素晴らしかった。



王冠 2018年09月08日 │舞台コメント(0)

懐中時計 夏の祈りは / 須賀しのぶ

 もう1つ高校野球もの。

 1つの野球部を高校野球記念試合の年をピックアップして追いかける話。ハズレとレッテル貼られたチーム、甲子園を期待されたチーム、OBの叱咤激励を疎ましく思ったり感謝したり、コーチや監督になってチームに戻ってきたり、女子マネージャーの扱いが変わっていったり、その時代時代の考え方やその移り変わりが感じられて面白い。

 よく高校野球で出てくるフレーズ「悲願」。正直聞き流していたけれど、その内容を1つ1つここまで丁寧に積み重ねられて見せられると、ごめんなさいと謝りたくなった。それぞれの野球部にはそれぞれの悲願があるんだろうなと。読後に表紙を見るとまた泣ける。




王冠 2018年08月22日 │小説コメント(0)

懐中時計 エースナンバー / 須賀しのぶ

 「雲は湧き、光あふれて」の高校野球三部作シリーズの真ん中。

 前作に登場した”弱小”三ツ木高校メイン。素人が監督を任される話、女性記者の話、「主将とエース」の話の短編3つ収録。

 最後の「主将とエース」がお気に入り。”真面目な無能”と称される主将と"出稼ぎに来てる助っ人"扱いのエース、こういう関係はあるんだろうなぁ。実際に”エース”と呼ばれる選手が交代もなく投げ続けているのを見ていると気になるし。外側からだと同じ方向を目指す仲間に見えるけど、内側の温度差や格差は当然にあるという。高校野球は爽やかさ全開だけど、爽やかなだけじゃないのがいい。




王冠 2018年08月15日 │小説コメント(0)

懐中時計 キュリオス



 今回のテーマは「好奇心」「骨董品」、全体のデザインがレトロフューチャーしていて好みのドツボ。

 体操系、バランス系、エアリアル系、軟体系、定番の演目でも毎回見せ方が凝っているから飽きない。今回は特にバランス系の2つが印象的。「バランシング・オン・チェア」は映画「アップサイドダウン」を思い起こさせる独特の表現、「ローラ・ボーラ」は純粋にバランス力に脱帽。

 始めて見る演目の中ではヨーヨーが好き。音楽との一体感が気持ちいい。透明サーカスは発想に笑った。ブラボー。




王冠 2018年07月10日 │舞台コメント(0)

懐中時計 一言感想

エイプリルフールズ
いろいろな人が繋がっている群像劇。和製「ラブ・アクチュアリー」にはならなかった。繋がり要素がごちゃついているというか雑というか。

天空の蜂
初めて原作を読んだ時に「こういうテロ起きそう」と不安になったのを思い出した。でもこんな内容だったっけ?

イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者
エニグマ解読後の転落具合が見ていてツラい。名誉回復が結構最近なのにも驚き。カンバーバッチさんはこういう変人天才系が似合う。

ヴェルサイユの宮廷庭師
とにかく宮殿や庭園が美しい。アラン・リックマンのルイ14世、穏やかでちょっとお茶目でいい。

メイズ・ランナー2 / 砂漠の迷宮
タイトルでもある巨大迷路の存在感皆無。そして何だったのか何のためのあの仕組みかも曖昧。迷走は続く。

シンデレラ 前後編
イタリアが舞台Ver。現代セレブの話になっていたけれど、これはこれで面白いアレンジ。

ヒロイン失格
原作未読。これ、かなり端折っている&よく分からんアレンジされているんだよね?というくらい謎な展開。恋愛ものではなくて色々振り切ったコメディ? 内容はアレでも笑ってしまった。

ヴィンセントが教えてくれたこと
老人と子供ものはだいたいそんなに外れない。特に偏屈ダメじいさんと賢い少年の組み合わせだと尚更。ベタだけどいい。

バケモノの子
いまいちよく分からなかったけど、獣人の造形は好き。カワイイ。

トランス・ワールド
山で迷ってたどり着く小屋。小屋から出て行ってもまた同じ小屋に戻ってしまう。低予算な感じがするけど、話の持って行き方がよくて引き込まれた。こんな話になるとは思わなかったーという意外性特化型。


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王冠 2018年06月30日 │DVDコメント(0)